阪神・岩崎、CSでも一発厳禁 今季57戦で被本塁打はわずか1本「どんどん投げ込んでいく感じがいい」

[ 2022年10月7日 05:15 ]

湯浅(右)と笑顔で練習を行う岩崎(撮影・北條 貴史)
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 本塁打厳禁は、CSでも変わらない。阪神・岩崎がレギュラーシーズンで許した本塁打は、自己最少のわずか1本。8日からのDeNA戦も、細心の注意と大胆さを兼備して、敵地へ乗り込む。

 「狭いのでそこは気を使うところはある。かと言って逃げて逃げて、というのは良くない。どんどん投げ込んでいく感じがいい」

 今季は57試合に登板した。4月上旬から8月中旬にかけては守護神を経験。一転、シーズン終盤は最終回以外も含めさまざまな場面で起用された。そんな中でも、9イニングあたりの被本塁打率は0・16。これまで最高だった17年の被本塁打率0・25や20年の0・45も軽々と上回った。打者優位とされる横浜スタジアムでの登板にも気負いはない。

 「一球一球とにかく大事にいくこと。先頭だったりファーストストライクだったりとか。(短期決戦の雰囲気は)独特のものはある。でも、あまり気にしすぎないこと」

 この日は、全体練習でランニングやブルペン入りして状態を確認した。「出たところで自分の仕事をするだけ」。球界屈指の安定感を誇る猛虎の救援陣。最後の最後まで、背番号13が投手陣を引っ張る。 (石崎 祥平)

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2022年10月7日のニュース