落合博満氏 結婚当初のあまりの偏食ぶりと信じられない行動 信子夫人がとった対処とは

[ 2022年10月7日 17:05 ]

落合博満氏と信子夫人
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が7日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。信子夫人(78)も出演し、結婚1年目の生活を振り返った。

 落合氏と信子夫人は1984年12月に結婚。落合氏は翌85年には打率.367、52本塁打、146打点で2度目の3冠王を獲得した。打率は当時の右打者歴代最高打率で、本塁打は当時のパ・リーグタイ記録、そして打点は現在もパ・リーグ記録と、ハイレベルな数字を残した。

 ただ、落合氏は結婚した当初、偏食で信子夫人は手を焼いたという。落合氏が「ゆで卵、豆腐、鮭、それから何だ?かまぼこ。この4つがありゃもう十分っていう」と明かす偏食ぶりだった。信子夫人が「何十品目だとかっていうのを計算してね。それで作るじゃない?そしたら“オレいならない”とかさ。わがままいっぱい私に言ってたのよね」と目を向けられた落合氏は、苦笑いを浮かべるしかなかった。

 落合氏は信子夫人の料理について「生もの(刺身)があれば、焼き魚があれば、鍋があれば…。まあフルコースだよ」と説明したが、ここで落合氏はとんでもない行動に出ていたという。信子夫人は「いただきますって言って、向かい合いで食べるじゃない?そしたら、私のお茶碗の中に、ぽっこん、ぽっこん、ってね。最初はビックリしたの。あれ、なんだろうこれ?って。白いお茶碗のご飯の中によ、嫌いなものが向こうからね」とジェスチャーを交えて語った。落合氏は食べたくないものは信子夫人の茶碗に入れてきたという。さらに、落合氏の食べ方についても信子夫人は「食べ方だって落合流」とし「“お茶碗にご飯浅くよそえ”っていって、そこへお豆腐1丁を…。お豆腐1丁入れて、まぜて、最後お醤油でちらっと味つけて、それで食べたね」と証言。これには、落合氏も「うん」と小さくうなずいた。

 その状況を受け入れては「こいつ、俺のわがまま通るなって思っちゃう」と考えた信子夫人は「同じようにね、(信子夫人の茶碗に)入ってきたものをポイッって(落合氏の茶碗に)ね。家の中でお食事の時は、キャッチボールをしてた」という。さらにある日には「(落合氏が)見てる前で、流しへボン!。そしたらビックリして、“なんでそういうことするんだよ”」となったという。

 買い物にも一緒に出掛け、食事を作る手伝いも落合氏にしてもらったという。そういう努力もあって、「買い物も行ってお手伝い。いんげんでも、なんでもね、“できた?”っていいながら、手伝わせたら、好き嫌いがなくなったの」と信子夫人は語った。

 偏食もなくなり、3冠王も獲得した落合氏。スタッフから料理のおかげか問われると「そうだよ」と即答。信子夫人の好きな手料理を聞かれた落合氏は「なんでも好きだよ。これは!っていうものはない。作ってくれるもの全部美味しいから、なんでも好き」と話した。

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2022年10月7日のニュース