オリックス・宗　日本一へのポイントは「気合です、気合！」

中嶋監督と大笑いする宗佑磨（撮影・井垣　忠夫）
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　ムネがドキドキだ。リーグ連覇を果たして日本一を目指すオリックスが6日、京セラドームで練習を行い、宗が勝負のポイントに気持ちの強さを挙げた。

　「引いたら終わりなので、気合です、気合！」

　初出場だった昨年のロッテとのCSファイナルSは第1戦から1―0、2―0、3―3の接戦続きでの決着だった。今年も2位ソフトバンクと3位西武のどちらが勝ち上がってきても「しんどいっすもん、しんどい。あんま、やりたくないです」と厳しい戦いになることを覚悟して、苦笑いした。

　昨年はロッテ3連戦で10打数2安打だったが、第3戦で0―1からの一時逆転2ランを放った。「ホームランは覚えていますが、もう昨年のことなので、今年は今年です。走攻守すべてで期待されている？自分のやることをしっかりと集中して準備するだけです」。重圧に押しつぶされるタイプの選手ではない。CS男になる可能性は十分にある。（畑野　理之）