ロッテ 吉井理人氏の監督就任電撃発表「ただただ驚いています。身が引き締まる思い」井口監督退任から5日

[ 2022年10月7日 16:39 ]

吉井理人氏
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 今季、ロッテのピッチングコーディネーターを務めていた吉井理人氏(57)がロッテの新監督に就任することが7日、決まった。球団が発表した。ヘッドコーチは福浦和也打撃コーチ(46)が兼任する。吉井氏は昨季までロッテ投手コーチを務めていた。

 井口資仁監督が2日のシーズン最終戦で退任を表明してから5日。早くも球団から新監督が発表された。

 吉井氏は「(就任要請に)ただ、ただ驚いています。これまでコーチとしての役割ということで勉強をしながらやってきましたが、これからは全体のマネジメントを任される立場になるということで身が引き締まる思いです。基本的には選手のパフォーマンス向上と人間力の向上の2つを上げること。そして最終的には勝つこと、10月に大舞台に立てることを目指していきます」と語った。

 河合克美代表取締役オーナー代行兼社長もコメントを発表し「マリーンズが掲げているのは2025年に常勝軍団になるということ。吉井新監督はこの目標に向かって、共通の認識で戦っていただける方だと考えています。これまでのビジョンを引き継いで、常勝軍団をつくってくれる監督だと期待をしています」と吉井氏の采配、改革に期待を寄せた。

 ◇吉井 理人(よしい・まさと)1965年(昭40)4月20日生まれ、和歌山県出身の57歳。箕島から83年ドラフト2位で近鉄入団。88年に最優秀救援投手を受賞し、95年にヤクルト移籍。97年オフにメッツにFA移籍し、メジャー3球団を経て03年にオリックスで日本復帰。07年途中にロッテに移籍し、同年限りで引退。08~12年と16~18年は日本ハム、15年はソフトバンク、19~21年はロッテでコーチを歴任し、今季からピッチングコーディネーター。右投げ右打ち。

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