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日本ハム・栗山監督、引退表明の斎藤に「苦しかったと思うし、大変だったと思う」目潤ませ思い語る

[ 2021年10月2日 05:30 ]

日本ハム・斎藤佑樹投手 今季限り現役引退

日本ハムの栗山監督
Photo By スポニチ

 日本ハム・栗山監督は目を潤ませながら斎藤への熱い思いを口にした。先週に本人から報告を受けたことを明かし「一番大事なことは“佑樹、お前の心の中でけじめがついたのか。未練なく、努力をやりきれたのか”ということだけは聞いた。それが全て。よどみとか曇りはなかった」とやりとりを明かした。

 スポーツキャスター時代から斎藤を取材してきた指揮官は「佑樹に関しては本当に何時間でもしゃべれるよ」と笑いつつ、就任1年目の12年に斎藤を開幕投手に指名したことを挙げた。ダルビッシュ(現パドレス)がメジャー移籍し、空白となった大役。指揮官は批判覚悟で実績のある武田勝(現日本ハム投手コーチ)ではなく、2年目の斎藤を抜てきした。プロ初完投勝利となる4安打1失点で勝利投手となり、この年のリーグ優勝に弾みをつけた。「初戦の勝利が全てとは言わないけど、凄く大事だった」と振り返った。

 1軍での引退試合についてもチーム状況を考慮して日程調整する方針。「ああいうふうな立場でプロに入ってきて、苦しかったと思うし、大変だったと思う。けれど、それを最後までしっかりやったということだけは本当に俺は一生忘れない」。苦しみながらもプロ生活を全うした右腕をねぎらっていた。(東尾 洋樹)

 ▼日本ハム・荒木投手コーチ(早実OB) お疲れさまと言いたい。常に注目されるから、その中でやる大変さはあったと思う。指導者になるなら凄くいい経験をしてきたこの何年間かの野球人生。それをぜひ後輩にも伝えていってもらいたい。

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