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エンゼルス・大谷、8戦本塁打なくキング争い3差 残り3戦“四球攻め”濃厚も一振りに懸ける!

[ 2021年10月2日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス6ー7レンジャーズ ( 2021年9月30日    アーリントン )

<レンジャーズ・エンゼルス>初回、先制適時三塁打を放つ大谷(AP)
Photo By AP

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が30日(日本時間1日)、レンジャーズ戦に「2番・DH」で出場。2安打1打点で今季99打点目を挙げたが、8戦連続本塁打なしに終わった。トップに3本差の本塁打キング争いは、残すところ3試合。ワイルドカード進出圏内に浮上したマリナーズ3連戦は、前回対戦同様「四球攻め」が濃厚で厳しい状況だが、最後までベストを尽くすだけだ。

 紙一重だった。1点を追う9回。大谷は右腕バーローの低めのカーブを、逆方向に打ち返した。打球角度33度、打球速度104マイル(約167キロ)は、長打になりやすい打球速度と角度を組み合わせた「バレルゾーン」内。だが、フェンス手前で失速し、左飛に終わった。

 「最後の打球は非常に惜しかった」とジョー・マドン監督が言えば、敵将のクリス・ウッドワード監督も「ヒヤッとした」とした大飛球。プレーオフを逃したレ軍戦は3連戦で1四球のみと勝負を避けられることはなかったが、13打数4安打で一発は出なかった。

 それでも初回に今季8本目の三塁打を放ち1打点。メジャー史上初めての「45本塁打&8三塁打&25二塁打&25盗塁」をクリアした。打点は100打点にあと1とする、今季99打点目。すでに投球回、奪三振、安打、得点は100を超え、打点が加われば前人未到の投打5部門での100超え達成になる。

 今季は1日(日本時間2日)からのマ軍3連戦を残すのみ。マ軍はこの日、レッドソックスと並び、ワイルドカード進出圏内に入り、勝利最優先で向かってくる。前回対戦では3試合、計13打席で6四球。今回もまともに勝負に来ないことは確実だが、わずかな望みに懸けるしかない。

 9月は3本塁打で終了。それでもマドン監督は「確実に良くなってきている。バランスが良くなり左方向への打球が見られるようになった」と言う。一振りに懸けるしかない。意地を見せたい。(柳原 直之)

 ≪今季100打点に王手≫大谷は今季99打点として100打点にあと1。既にメジャー史上初めて同一年に投手として100投球回、100奪三振、打者として100安打、100得点に到達しており、100打点が加われば5部門で100の大台達成となる。また、残り4盗塁に迫った30盗塁も達成すれば「45本塁打、30盗塁、100打点」はア・リーグでは初、ナでは97年にロッキーズのL・ウォーカーが49本塁打、33盗塁、130打点で唯一、達成している。

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