福島敦彦氏 大阪桐蔭VS興国の好ゲーム 両校監督の勝利への執念采配が光った  

[ 2021年8月2日 05:30 ]

全国高校野球選手権大阪大会決勝   大阪桐蔭4ー3興国 ( 2021年8月1日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

<大阪桐蔭・興国>戦況を見守る大阪桐蔭・西谷監督(撮影・坂田 高浩)
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 【福島敦彦氏の目】両校の監督がチーム力をしっかりと見極め、勝利に導こうとする姿勢が好ゲームにつながった。

 大阪桐蔭は前回出場し春夏連覇を果たしたチームと比較すると、爆発的な打撃力がない分、多彩な攻撃が目立った。得点には結び付かなかったが初回無死一塁では2番藤原君に送りバントさせず3球目にヒットエンドランを指示(記録はファウル)。3点を奪った3回無死一塁では藤原君にバントさせ(記録は内野安打)好機が広がると3番の池田君にも送りバント。花田君が2点三塁打した直後の前田君のスクイズは相手の意表を突く見事な攻めだった。

 興国は同等の力を持つ複数投手を生かし、早めの継投で狙いを絞らせなかった。捕手の山下君が初回、5回と出塁を許した先頭打者の二盗を阻止したことも大きかった。唯一、悔やまれるのは9回2死三塁で池田君と初球から勝負に行ったことだろうか。四球も視野に入れ最大限の注意が必要だった。ただ、就任4年目の喜多監督の教えは確実に浸透していると感じた。(報徳学園、慶大、中山製鋼元監督)

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