日本の五輪でのタイブレークは08年北京五輪以来で米国戦だった 稲葉監督が反撃の一打も敗れる

[ 2021年8月2日 23:29 ]

東京五輪第11日 野球準々決勝   日本7―6米国 ( 2021年8月2日    横浜スタジアム )

<東京五輪 野球 準々決勝 日本・米国>10回1死二、三塁、サヨナラ打を放ち、ナインと喜びを爆発させる甲斐(中央)(撮影・北條 貴史)
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 東京五輪に出場している野球日本代表「侍ジャパン」は2日、横浜スタジアムで行われた準々決勝で宿敵・米国と対戦。9回に1点差を追いついて6―6で突入した今大会日本初の延長戦タイブレークでサヨナラ勝ちを収めて1次リーグから無傷の3連勝を飾り、悲願の金メダル獲得へあと2勝とした。日本のサヨナラ勝ちは1次リーグ初戦のドミニカ共和国戦(福島あづま)に続いて2度目。4日午後7時から同会場で開催される準決勝ではもう一つの宿敵・韓国と対戦する。

 日本の五輪のタイブレークは、08年の北京五輪以来。同年8月20日の予選リーグ最終戦で、対戦相手はこの日と同じ米国戦だった。日本は9回までダルビッシュが2回、田中が5回、川上が2回と無失点リレーでつなぎ、0─0のまま延長戦へ。通常通りに行われた10回は両チームとも無得点で、11回から無死一、二塁のタイブレークに突入した。

 先攻の米国は岩瀬に3連打を浴びせ、4点を奪取。その裏、日本は2死から稲葉の右前適時打などで2点を返したが反撃及ばず、2─4で敗れた。

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