殊勲のサヨナラ打の甲斐「頭を整理して打席に入れた」 米国の内野5人シフトもモノともせず

[ 2021年8月2日 23:20 ]

東京五輪第11日 野球準々決勝   日本7―6米国 ( 2021年8月2日    横浜スタジアム )

<東京五輪 野球 準々決勝 日本・米国>10回1死二、三塁、サヨナラ打を放ち、ナインと喜びを爆発させる甲斐(中央)(撮影・北條 貴史)
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 東京五輪に出場している野球日本代表「侍ジャパン」は2日、横浜スタジアムで行われた準々決勝で宿敵・米国と対戦。9回に1点差を追いついて6―6で突入した今大会日本初の延長戦タイブレークでサヨナラ勝ちを収めて1次リーグから無傷の3連勝を飾り、悲願の金メダル獲得へあと2勝とした。日本のサヨナラ勝ちは1次リーグ初戦のドミニカ共和国戦(福島あづま)に続いて2度目。4日午後7時から同会場で開催される準決勝ではもう一つの宿敵・韓国と対戦する。

 タイブレークに突入した10回表を無失点で切り抜けると、その裏、無死一、二塁から、代打の栗原(ソフトバンク)が犠打を決め、途中出場の甲斐(ソフトバンク)が右越え安打を放った。

 「色々と考えられる状況だったので、一度頭の整理をして、稲葉監督の話も聞いて打席にはしっかり頭を整理した状態で入れた」と甲斐。1死二、三塁の場面で米国のソーシア監督がマウンドへ出向き、外野手1人を内野に回して内野手5人シフトを敷いたことにも「打席に入って、外野手が一人内野に来てという状況だったので、何とか初球から振りにいこうという結果」との言葉通り、ジャクソンの外角低め直球を覚悟を決めて振りぬいた打球は、シフトをあざ笑うかのように右翼手の頭上を越えていった。

 この日は9回から途中出場。10回無死一、二塁では栗林を好リードで無失点に切り抜けたことが劇勝を呼んだ。「栗林がゼロに抑えたのが勝ちにつながった。初球からしっかりと自分の球を投げてきた、いい球を投げた結果。本当にナイスピッチング。全員が諦めずに戦った結果だと思う。栗林がああいった結果でゼロに抑えたことが勝ちにつながったと思う。本当にナイスピッチングだと思います」と称えた。

 2度リードを奪われる苦しい展開も9回土壇場で追いつきサヨナラ勝ち。4日の準決勝・韓国戦に向け、甲斐は「勝つこと。そのためにやりますし、準備をしてしっかりといい形で試合に入れるようにやっていきたい」と表情を引き締めた。

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