ムネリン 今季もBC栃木と契約へ!大筋で基本合意、8日にも発表

[ 2021年4月8日 06:00 ]

BC栃木で現役を続ける川崎宗則
Photo By スポニチ

 ソフトバンクや大リーグで活躍した川崎宗則内野手(39)が、ルートインBCリーグ・栃木と再契約を結ぶ見込みであることが7日、分かった。この日までに大筋で基本合意に達しており、8日にも発表される。

 川崎は昨年9月1日に栃木と契約を結び、ソフトバンク時代と同じ背番号52を背負ってプレー。デビュー戦となった9月13日の茨城戦では「2番・三塁」で出場し、初回の初打席に初球を右翼席へ運んだ。決勝弾でMVPに選出されると「栃木に家を建てたい」とムネリン節をさく裂させ、トークでも多くの地元ファンを魅了した。

 昨シーズンは公式戦11試合の出場で打率・208、1本塁打、4打点の成績。プロ野球界を目指す若手選手が集うBCリーグのチームで、積極的に経験談を伝え、助言も送った。またグラウンド外でもチームメートの西岡とともに栃木県知事選挙のポスターモデルを務めるなど、地元の活性化にも尽力した。

 今月1日には、その西岡も栃木との3年目となる契約を更新。昨年に続き、06年の第1回WBC大会で二遊間を組み世界一に輝いた二人が栃木でタッグを組むことになる。昨オフからここまで、川崎は福岡や地元の鹿児島で黙々と練習に励んできた。契約が順調に進めば9日にもチームに合流するもようだ。

 10日にはホーム開幕戦の神奈川戦(県営栃木)を控える。コンディション次第では、9日の巨人3軍とのBCリーグ交流戦(同)に出場する可能性もありそうだ。今年6月で不惑を迎える川崎が、今季も栃木から野球界を盛り上げる。

続きを表示

2021年4月8日のニュース