阪神・伊藤将 教育Lでプロ最長4回を無失点 開幕ローテ争い過熱、ガンケルも4回無失点の好投

[ 2021年3月15日 05:30 ]

教育リーグ   阪神4-0広島 ( 2021年3月14日    鳴尾浜 )

<教育リーグ 神・広>4回無失点の好投を見せた伊藤将(代表撮影)
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 阪神のドラフト2位・伊藤将(JR東日本)が教育リーグ・広島戦でプロ初先発し、プロ入り後最長の4回を投げ2安打無失点。開幕ローテーション争いが続く中で生き残った。

 「変化球でカウントを取れたり、ゴロを打たして併殺を取れたのは良かった。直球は少し高めが多かったですけど、詰まらせることはできていた」

 即戦力候補として期待されるだけに、落ち着いたマウンドさばきで力を発揮。2回2死二塁ではけん制で走者をアウトにしてピンチを脱した。4回無死一塁では韮沢を一ゴロ併殺に仕留めるなど39球の省エネ投球だった。

 「1軍のローテーションもまだ分かっていない状態なので、自分もそこに入れるように調整していきたい」

 入団当初から目標に掲げるローテ入りへ、まずは結果を積み重ねていくだけだ。

 同じくローテーション枠を狙うガンケルは6回から登板し4回3安打無失点。外国人枠の問題もあり、好投が結果につながるかは微妙な状況だが、しっかりとアピールした。

 「全体的にいい投球はできたかなと思います」

 西純らを含め、残り1枠を争うバトルは最後まで激しく続きそうだ。(須田 麻祐子)

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2021年3月15日のニュース