外野出場の中日・根尾 8回に2点適時打で“アピール”

[ 2021年3月2日 18:54 ]

オープン戦   中日―ソフトバンク ( 2021年3月2日    ペイペイドーム )

<ソ・中1>8回1死二、三塁、左前適時打を放つ根尾(撮影・岡田 丈靖)
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 中日・根尾昂内野手(20)が2日のオープン戦・ソフトバンク戦(ペイペイドーム)に「8番・左翼」でスタメン出場。今春の対外試合出場9試合目で初めて外野の守備についた。

 根尾は遊撃の定位置獲りを目標に掲げ、キャンプイン。守備力を磨くと同時に、立浪和義臨時コーチの指導などを受け、打撃力も向上させた。この試合まで対外試合8試合で23打数8安打の打率・348。与田監督もレギュラーの京田と比べ「ようやく競争できるレベルになった」と成長を認めており、出場機会を優先する形で外野起用に踏み切った。

 3回1死からの第1打席ではソフトバンク先発・笠谷の投球をしっかりと見極め、四球で出塁。6回無死からの第2打席は空振り三振に倒れたが、8回1死二、三塁、川原の投じた初球の外角直球を捉え、三遊間を破る2点打を放った。

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