選手の出身地から考え巡らせ…「名鑑」眺めながら待つ3・26開幕

[ 2021年3月2日 09:00 ]

楽天・渡辺佑
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 今年も「2021スポニチプロ野球選手名鑑」が発売された(税込み510円)。野球観戦に欠かせない様々な情報が網羅されているが、今回注目するのは選手の出身の都道府県。スポニチプロ野球選手名鑑をもとに、12球団の支配下選手の出身地別ランキングを算出してみた。

 最大勢力はダントツで大阪だった。65人。2位から10位までの上位は兵庫47、神奈川45、千葉44、福岡43、東京42、愛知30、北海道24、埼玉24、広島20と続く。上位の6都府県は全12球団に選手を送り込む「コンプリート」を達成していた。

 では、逆に少ない県は?長野が2人、鳥取が1人で、山梨は全国で唯一の0人だった。巨人V9時代のエース・堀内恒夫さんや日本人初の大リーガー・村上雅則さんらの出身地。最近では巨人・松本哲也がいたが、17年限りで現役を引退した。東京、神奈川に隣接していながら、なぜだろう。球界七不思議だ。

 が、ここまで書いたのは2月18日に発売された選手名鑑での話だ。1日、楽天の育成選手である渡辺佑樹投手が支配下登録されたとのニュースが飛び込んできた。育成選手では阪神・奥山皓太外野手と2人が山梨出身だったが、渡辺が支配下となり、晴れて出身選手は「1人」となった。ちなみに他の出身選手が少ない県、長野の2人は阪神のドラフト7位ルーキー・高寺望夢内野手とDeNAのドラフト2位・牧秀悟内野手。鳥取の1人は広島・九里亜蓮投手だ。

 数字をじっくり見てみると他にも面白いことが分かる。中日は地元・愛知出身の選手が実に13人。ソフトバンクも沖縄を含む九州の選手が計16人もいる。そのソフトバンクには32都道府県出身の選手が所属しており、これは12球団最多とバラエティに富んでいる。こんなところに強さの秘密があるのかも…。あれこれと考えを巡らせて選手名鑑を眺めながら、3・26の開幕を心待ちにしている。(記者コラム・鈴木 勝巳)

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