あるぞ!栗林―森浦―大道 広島新人「三本の矢」リレー 佐々岡監督も期待「想像以上」

[ 2021年3月2日 05:30 ]

<広島沖縄キャンプ>   キャンプMVP賞を佐々岡監督(右)から渡される投手部門・大道      (撮影・成瀬 徹)
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 広島の「三本の矢」が強固さを増してきた。勝利の方程式の一角を担う可能性が高いドラフト1位・栗林(トヨタ自動車)、同2位・森浦(天理大)、同3位・大道(八戸学院大)の新人3投手は、初のキャンプをそろって完走。佐々岡監督も「想像以上。しっかり回ってくれるだろう」と期待を口にした。

 対外試合では3人ともに3試合計3イニングを投げ無失点。被安打も森浦の内野安打1本だけと結果を出し続けた。大道は2月27日の巨人戦、栗林は28日の日本ハム戦で9回に起用された。指揮官からキャンプMVPに選ばれ監督賞を受け取った大道は理想のリリーバーにソフトバンク・モイネロをあげ「1軍で投げることに意味がある。ポジションはどこでもいい」とチームへの貢献を誓った。

 球団の新人3投手が開幕1軍に名を連ねたのは07年の宮崎充登、上野弘文、青木高広の1度のみ。栗林は「リリーフは勝つための投球をしないといけない」といい、森浦は「3人で競争しながら与えられた場所でやりたい」。新戦力がペナント奪回のカギを握る。 (桜井 克也)

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2021年3月2日のニュース