ソフトBドラ4・川原田 新人合同自主トレでスタミナ発揮 ドラ5・田上は夢へ一歩“前進”

[ 2021年1月13日 05:30 ]

新人合同自主トレのヨーヨーテストで汗を流す川原田(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクのドラフト4位内野手、川原田(青森山田)が12日、新人合同自主トレで抜群のスタミナを披露した。この日は、「YO―YO Test(ヨーヨーテスト)」と呼ばれる断続的持久力テストが行われ、育成を含む13人の中でトップとなる成績をマークし「駅伝をやっていた経験が生きました」と笑った。

 岩手県の花巻小時代に花巻市内の駅伝チームに所属。県代表に選ばれ、大阪の万博公園コースでの全国大会で第4区(1・5キロ)の区間賞を獲得した脚力も自慢だ。「疲れは感じなかった。ここまで順調」と振り返った。

 捕手だった球団OB、田上秀則氏のおいにあたるドラフト5位右腕・田上(履正社)は、夢が実現へ近づいた。6日の入団会見で目標に掲げていたのは、今季40歳を迎える捕手、高谷との最優秀バッテリー賞受賞だった。チーム最年長野手でもある高谷はこの日、田上の“夢”に反応。リハビリ組で調整後、若き右腕の希望を伝え聞き「楽しみですし、言ってくれてうれしい。なるだけ長くやりたいです」とタッグを待ちわびた。

 緊張の面持ちであいさつのみを交わした田上も「うれしいです。いい球を受けてもらえるように成長したい」と話した。

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