日本ハム・斎藤 右肘じん帯断裂も「肘以外は元気」

[ 2021年1月6日 05:30 ]

自主トレを行った斎藤佑(撮影・西川祐介)
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 日本ハムの斎藤が5日、この日から新年の使用が始まった千葉・鎌ケ谷のファーム施設で自主トレを行った。昨年シーズン中に判明した右肘のじん帯断裂から復活を期す今季に向けて「悠長なことは言っていられない。毎年覚悟を持ってやっている」と背水の心構えを明かした。

 右肘のじん帯は再建手術を行わずに保存療法を選択した。現在も週に一度は通院し経過を観察しながらリハビリに取り組んでいる。握力を取り戻すトレーニングなどは開始しているが、投球練習再開のめどはまだ立っていない。

 それでもプロ11年目を迎えた斎藤は「肘以外は元気なので」と明るく振る舞う。この日もランニングなどで汗を流し、肩や胸郭、股関節の柔軟性を高めることを意識して取り組む。「年齢の影響もあるけど、そこが硬いことが(ケガにも)影響していると思う」と、まずは体幹部を中心とした柔軟性の改善を行う。

 その先に見据えるのは1軍のマウンドだ。「もちろん今季中に復帰したい」と改めて強い決意を表わした右腕は「とにかく戦力としてちゃんと復帰できるようにしたい。最高の結果としては、1軍のマウンドに立って、勝ち星を挙げてチームが優勝する。それを求めていきたい」と、前を向いていた。(君島 圭介)

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2021年1月6日のニュース