関西国際大の152キロ右腕・翁田、リーグ連覇→プロ入りの誓い「確実に選んで頂ける成績残す」

[ 2021年1月6日 17:05 ]

キャッチボールする関西国際大・翁田
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 今秋ドラフト候補の関西国際大・翁田大勢(おうた・たいせい)投手(3年=西脇工)が6日、兵庫県三木市の同校グラウンドで始動。「確実に選んで頂ける成績を残して、ドラフトを迎えたい」と改めて強いプロ志望を表明した。

 完成度と潜在能力を併せ持つ。右のスリークォーターから投げ込む最速152キロ直球が最大の武器。重い直球に加え、2種類のスライダーとフォーク、シュート、シンカーと持ち球も多彩だ。右肘炎症のため、昨秋リーグ戦は全試合でベンチ入りメンバーから外れたが、患部はすでに万全。「2連覇が一番、大きな目標。チームのためにしっかり勝ち星を挙げることが、最終的に自分のためにもなる」と力強く話した。

 最も大きな転機は昨年3月のプロアマ交流戦・阪神2軍戦(鳴尾浜)だった。5回からリリーフ登板し、4回3安打2失点。150キロを連発し、5つの三振も奪った。

 「空振りを取りたい球で取れなかったり、見送られたり。球速もキレも、打ちにくい球を投げないといけない。逆に言えば、そういう球が投げられるようになれば(プロに)行けるかなとも思えた」

 高校3年時にプロ志望届を提出したが、指名漏れ。大学でも「プロ」の目標はぶれなかったが、自らの現在地を把握したことで、目標が現実感を伴ってきた。変化球の制球力と投球の組み立てを課題に、着実に練習を重ねてきた。

 03年に就任し、ロッテ・益田、松永らをプロの世界に送り出してきた鈴木英之監督(53)は「大学の時で言えば、身体の強さは益田以上」と断言する。馬力あふれる投球だけでなく、フィールディングや打撃の能力も高い。昨年に打球速度を計測した際、夜の室内練習場でスパイクも履いていない条件だったが、チームトップの159キロを計測したという。「スケール感が違う。馬力とスピードの両方を持っているし、まだ伸びしろがあるんじゃないかな」。1メートル81、92キロの身体には指揮官さえも計り知れない潜在能力が詰まっている。

 右腕は元日の昼、監督にLINEで決意表明した。「しっかり結果を残せるよう、やり尽くします」。チームを優勝に導き、自らの夢もたぐり寄せる。勝負の1年が幕を開けた。

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