DeNAルーキー“静岡タッグ”で入寮!池谷は静高モンチッチ、高田はみかん10個持参

[ 2021年1月6日 20:18 ]

静高のユニホームを身にまとったモンチッチを手に笑顔のDeNA・池谷(球団提供)
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 静岡タッグで旋風を巻き起こすぞ!DeNAのドラフト5位・池谷蒼大投手(21)と同6位の高田琢登投手(18)が6日、神奈川県横須賀市内の「青星寮」に入寮した。

 出身高校は池谷が静岡高、高田は静岡商。地元では「しずこう」「せいしょう」と慣れ親しまれたライバル校同士だ。静岡の高校野球ファンなら「地元の永遠のライバル」というだけで、誰もが両校の名を出すともに伝統校。

 そんな両校出身の2人が隣県の神奈川にある横浜で、手を組んで球界の頂点を目指す。

 この日池谷は幼なじみ手作りの「静高」のユニホームに身を包んだモンチッチの人形を持参。「静岡から近いチーム。応援に来ていただければ嬉しいです」と声を弾ませた。

 一方の高田は祖母が自前の畑で実らせたみかんを10個持ち込んだ。「静岡といえば“みかん”。1日1つは食べています」と故郷の名産をアピール。池谷先輩に対しても「同じ地元の先輩で安心できる。地元の話しもできる」と、ライバル校の壁を越えた「共闘」に意欲を見せた。

 ともに「静岡」を強調しての入寮。高田は静岡のファンに向けても「隣の県で近いので応援してもらえる。地元の人にも愛される選手になりたい」と力を込めていた。(大木 穂高)

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