オリックス育成3位・宇田川 「天才少年」「塞翁が馬」グラブに刻んだ言葉胸に入寮

[ 2021年1月6日 15:58 ]

オリックス育成3位・宇田川は仙台大時代に使用し「天才少年」と刺繍していたグラブを持参。プロで使うグラブには「塞翁が馬」と刺繍(球団提供)
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 オリックスの育成3位・宇田川優希投手(22)が6日、大阪・舞洲の選手寮「青濤館」に入寮した。

 最速152キロを誇り、スライダーやフォークが武器の本格派。仙台大時代に使用していたZETTのグラブと、プロ使用の新グラブを持参し、「大学時代に使っていた方には、“天才少年”と刺繍があります。四字熟語を入れたいと思っていたんですが良いものがなくて…。天才少年になりたかったので刺繍しました。プロで使うグラブには大学の監督からの言葉で“塞翁が馬”と入れました」。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で不透明な状況が続く。「プロ入りが決まってから、地元の友人たちが、お祝いの食事会とかやろうって言ってくれましたが、そういった誘いは、すべて行かないようにしました。コロナにかかってしまったら大変なので」とプロの自覚を口にした。

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2021年1月6日のニュース