中日・大野雄 3年連続タイトルへ“大ジャンプ” 沢村栄治の銅像にもあいさつ

[ 2021年1月6日 05:31 ]

大文字山の山頂付近で“大”ジャンプをする大野雄(撮影・坂田 高浩)
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 昨季に沢村賞を受賞した中日・大野雄大投手(32)が5日、京都外大西2年から続ける恒例の自主トレを公開。送り火で知られる標高466メートルの大文字山(京都市左京区)を「毎年キツイことからスタートしたい」とダッシュで頂上まで駆け上った。

 昨季は2年連続最優秀防御率と最多奪三振の2冠を獲得し8年ぶりのAクラス(3位)入りに貢献。11年以来のリーグ優勝を目指す今季は「何でもいいので3年続けてタイトルを獲れれば」とフル回転を誓った。

 練習後は沢村栄治氏の出身校である京都学園高(旧京都商)を訪れ、銅像前で沢村賞の金杯を抱え「こんにちは、大野雄大です」と一礼。校内にある同氏のコーナーを見学し年譜やアメリカ遠征に関する当時の海外新聞のコピー、資料などを見た。「沢村賞を獲れた時にあいさつをしたいと思いました。沢村さんは味方打線が得点できないときも文句一つ言わなかったと。成績では到底及びませんが、気持ちの部分は僕にもできるし、そこは近づきたい」。同校関係者によれば、沢村賞投手の訪問は初という。

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