巨人ドラ1・平内 新人王へ2桁勝利誓う!「1年目から1軍で投げる投手」目標

[ 2021年1月4日 05:30 ]

巨人ドラフト1位の亜大・平内
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 巨人のドラフト1位右腕・平内(亜大)が、今年の1字を「勝」と掲げた。プロ1年目のテーマをゆっくりと色紙に書き込み「勝ちにこだわるという思いから書きました。2桁勝ちたいです」。目標に掲げる新人王へ勝利を積み重ねていく。

 苦難を乗り越え新たな年を迎えた。昨年は3月に右肘クリーニング手術を受け、リハビリを乗り越えて9月に自己最速156キロをマーク。ドラフト1位入団の門をこじ開けた。年末年始も自宅付近のコースを走り込み「毎日時間を見つけてやる」と筋力トレーニングも継続。今月中旬から始まる新人合同自主トレに向けプロ仕様の体づくりに励んでいる。

 原監督をはじめ、首脳陣の期待も高い。菅野がポスティングシステムの申請を行い、メジャー挑戦か残留か熟考中。近未来を見据えても、次期エースの育成は不可欠だ。開幕ローテーションの一角として、平内は戸郷、サンチェス、DeNAから移籍した井納、畠、田口らとともに名前を挙げられている。

 往年の大エース、斎藤雅樹が背負った背番号11を託された即戦力右腕は「1年目から1軍で投げる投手。新人王を狙って頑張っていきたい」と抱負。リーグ3連覇と9年ぶりの日本一へ、チームに多くの「勝」を呼び込む。(神田 佑)

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