【近畿ドラフト候補特集】智弁和歌山・徳丸 イチロー氏からの金言胸に集大成の年スタート

[ 2021年1月4日 10:05 ]

智弁和歌山の徳丸天晴
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 2021年のドラフト候補は豊作だ。なかでも、近畿の高校生は1位指名の可能性を秘めた逸材ぞろい。秋に向け目が離せない候補選手を紹介する。 (取材・桜井 克也)

 足りないものは明白だ。1年夏の甲子園大会でも全3試合で4番を打った徳丸は「チームを勝たせる打撃ができていない」という。昨秋近畿大会2試合で7打数3安打も打点0。「自分のせいで負けたことを忘れず、次に生かしたい」。好機での決定打を求め初球から集中力を最大限に高めて打撃練習に臨む。

 大きな刺激もあった。昨年12月にイチロー氏から指導を受けた。キャッチボール相手も務め「歩くだけでもカッコいい」と魅了された。学んだことは「肩甲骨を意識する」こと。さまざまな経験を経て、高校野球の集大成となる一年に挑む。

 ◆徳丸 天晴(とくまる・てんせい)2003年(平15)9月4日生まれ、大阪府大阪市出身の17歳。小3から野球を始め、蒲生中では大阪東ボーイズでプレー。智弁和歌山では1年春からベンチ入りし同夏に甲子園出場。1メートル85、91キロ。右投げ右打ち。

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2021年1月4日のニュース