ソフトバンク優勝 選手会長・中村晃がV犠飛 自律神経失調症を乗り越え

[ 2020年10月27日 21:27 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5ー1ロッテ ( 2020年10月27日    ペイペイD )

<ソ・ロ>6回2死三塁、甲斐(手前)が左越え2ランを放ち、ジャンプして喜ぶ中村晃(中央奥)(左奥は和田)(撮影・坂田 高浩)
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 選手会長の中村晃外野手(30)のバットが3年ぶり優勝への合図だった。0―0で迎えた5回。先頭の9番・川瀬の右翼フェンス直撃の二塁打、続く周東が送りバントを決めて1死三塁で迎えた場面。2番の中村晃が、カウント1―1から、ロッテ先発・石川の直球を中堅へ犠飛を放った。これが優勝決定試合の決勝犠飛となった。

 今季は両ひざ痛と自律神経失調症から7月11日に1軍復帰。1軍復帰後に工藤監督は「僕にとって待ちに待った復帰。つなぎ、決められる、安打、四球、何でもできる。“3キロほど、締まりました!”と伝えてきた」と話した。指揮官の全幅の信頼を受けた中村晃は7月17日のオリックス戦でプロ初4番も務めた。

 8月26日のオリックス戦ではプロ初のサヨナラ安打をマークするなど、チームをけん引。9月17日の日本ハム戦で通算1000安打を記録。中村晃にとっても忘れられない1年となった。

 選手会長について「誰でもできないし、野球が終わって役に立つと思う。いつも通り、やりたいようにやります。まとまりのあるチームなので、僕は裏方的な役割をこなす。あまり目立たない選手会長でいきたい」と話しながらも「選手会長なんで1軍にいられるようにね」と話してきた。その言葉通り、優勝の輪の中心に、光り輝く中村晃の姿があった。

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