西武・平井 初先発へ プロ4年210戦オール救援 20日「ブルペンデー」の1番手に

[ 2020年8月18日 05:30 ]

西武・平井
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 昨季パ・リーグ新記録の81試合に登板した西武の平井克典投手(28)が、20日のオリックス戦でプロ初先発することが17日、分かった。西武は20日を「ブルペンデー」に設定。その1番手を任される予定だ。現在、チームは首位ソフトバンクと7・5ゲーム差の5位。プロ入り以来210試合連続で救援登板を続けた男の抜てきが流れを変えるか。

 西武の中継ぎエースが、まっさらなマウンドに上がる。オリックス6連戦の3戦目にあたる20日は、ローテーションの谷間。西口投手コーチは同日の先発投手について「皆さん(報道陣)で予想してください」とはぐらかしたが、今季初めてブルペンデーを敢行し、平井を先発させることが判明した。

 順番通りなら、伊藤や与座ら若手の先発起用が見込まれていたが、いずれも前回先発後に出場選手登録を抹消された。現在、チームは20勝26敗2分けで5位。首脳陣は開幕からここまで若手投手陣中心に、先発の機会を与えてきた。しかし、17日に西口コーチは「若手がちょっとパッとしない」と、今後は1、2軍にかかわらず好調の投手を起用する方針を明かしていた。きょう18日からの最後の同一リーグ6連戦をリーグ3連覇への浮上の鍵と位置づけ、今回の最善策をブルペンデーと結論づけたもようだ。
 平井は昨季81登板でパ・リーグ連覇に貢献。今季もリリーフで23試合に登板して4勝2敗、防御率4・76とフル稼働中だ。16年にドラフト5位でHonda鈴鹿から入団後の4年間、全210試合に救援登板。チームの期待に応え続けた男は、今オフには「将来的には先発もやってみたい」と違う景色への憧れも話していた。

 首脳陣は今回、黙々と働く28歳右腕に、ささやかな「プレゼント」をした形だが、もちろん内容も問われる。辻監督はかねて、若手先発陣について「もう少し思い切りよく、どんどん投げていってもらいたい」と話しており、短いイニングを全力で投げる姿が手本となるかもしれない。

 ▽ブルペンデー 救援投手のみが登板し、短いイニングの継投で1試合を終える戦術。救援投手が先発する「オープナー」とは異なる。オープナーは救援投手が先発して1、2イニングを投げ、2番手で本来の先発投手が登板し長いイニングを投げる。それらと別で複数の先発投手が2、3イニングを投げてつなぐスタイルは「ショートスタート」と呼ばれる。

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