箕島、夏4強 左腕・中川大雅が見事な火消し DeNA・中川虎大の弟

[ 2020年8月3日 12:14 ]

2020夏 高校野球和歌山大会 準々決勝   箕島11―6桐蔭 ( 2020年8月3日    紀三井寺 )

<和歌山大会 箕島・桐蔭>2番手で登板した箕島・中川大雅(撮影・坂田 高浩)
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 甲子園春夏通算4回の優勝を誇る箕島が準決勝進出を決めた。8―4の5回1死満塁から救援したDeNA・中川虎大の弟の左腕、大雅(2年)がこの回見事火消しに成功すると、4回2/3を8奪三振2失点と好投。4年ぶりの夏4強へ導いた。

 「絶対に抑えるという気持ちでいきました。2点取られたのがもったいなかったので、70点ぐらいです」

 中学3年のときから愛用する、兄に買ってもらったグラブをつけ「全員のバッターに対して三振を狙っています」と7回までに打者9人から6三振を奪いエンジン全開。8回には2点を失ったが気持ちを切り替え、9回は虎大譲りの強気の直球攻めで3者凡退で切り抜けた。

 両親が元々は阪神ファンで大雅(たいが)と名付けられた。それでも兄がプロ入り後は家にもDeNAのグッズがあふれ「両親ともにDeNAファンになりました」と笑う。自身の目指す投手像も今永で「日本で一番ストレートのキレがいい左投手だと思う」と、現在は家族全員がベイ一色だ。大雅自身も高卒でのプロ入りを目標に掲げており「来年の夏までには150キロを投げて、プロから注目されるような存在になりたい。市高(市和歌山)の小園(健太)くんが152キロを投げたと聞いたので、自分も負けないように」と意気込む。現在は最速138キロ。1年後、ドラフト候補として肩を並べる存在となるべく、まずはこの夏に全力を注ぐ。

 ◆中川 大雅(なかがわ・たいが)2003年(平15)7月15日生まれ、和歌山市出身の17歳。貴志南小2年から「貴志少年野球団」で投手として野球を始め、貴志中では軟式野球部に所属。箕島では1年秋から背番号「10」でベンチ入り。1メートル75、65キロ。左投げ左打ち。

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