大阪桐蔭“スーパー2年生”池田 二塁打&一発で勝利の原動力「しっかり叩く意識で」

[ 2020年8月3日 19:03 ]

令和2年大阪府高等学校野球大会3回戦   大阪桐蔭9―0高槻(7回コールド) ( 2020年8月3日    豊中ローズ )

<高槻・大阪桐蔭>2回無死、大阪桐蔭・池田は左越えにソロ本塁打を放つ(撮影・後藤 大輝)
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 大阪桐蔭の“スーパー2年生”が勝利の原動力となった。「1番中堅」で出場した池田陵真外野手が本塁打を含む2打数2安打と打線をけん引した

 初回、先頭打者としてフェンス直撃の左越え二塁打で出塁し、この回4得点の口火を切ると、4―0の2回無死からは左越えに高校通算8号本塁打。「(長打を)狙いに行かず、しっかり叩く意識でいます」と穏やかな笑みで振り返った。

 2018年のU15日本代表。池田の趣味は「筋トレ」。ベンチプレスは125キロを上げ、昨秋から体重は8キロアップの83キロまで持ってきた。中学時代は捕手ながら、50メートル6秒1と身体能力の高さが際立つ。藤浪(阪神)、森(西武)らを要して日本一に輝いた2012年夏の甲子園大会決勝戦を生観戦し、大阪桐蔭への入学を決意。「大阪で一番強いのは大阪桐蔭。その時から憧れがありました」。構想通りに、着実に実力を磨いてきた。

 西谷浩一監督は「気持ちの強さは先頭打者向き。気持ちで引っ張っていく選手」と評価する。タレント集団の中で「才能」が、ひときわ輝きをみせた。

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