今秋ドラフト候補 履正社・小深田 一発含む5安打5打点爆発「調子良すぎて怖いくらい」

[ 2020年7月12日 19:27 ]

練習試合   履正社16―1大分商 ( 2020年7月12日    履正社グラウンド )

履正社・小深田大地(手前)と関本勇輔(奥)
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 12日、今秋ドラフト候補の履正社・小深田大地内野手(3年)が大分商との練習試合に「3番・三塁」でフル出場し、1本塁打含む5打数5安打5打点の大活躍で、チームを大勝へ導いた。

 「いい形でしっかり捉えられた。調子が良すぎて怖いくらい」

 試合途中でたびたび小雨がぱらつく不安定な天候ではあったが、この男には関係ない。自粛期間もランニングや素振り、筋トレなど、自身でメリハリをつけて取り組んできた。

 5打席目の本塁打で高校通算を32本とした主砲。最後の夏を控え、準備は万端だ。

 「高校通算本塁打は40本に乗せたいが、打つことだけではなく、先の塁に向かう姿勢も大切にしたい。最後は勝って終わりたい」と表情を引き締めた。

 この日視察に訪れたスカウトは、ロッテ、日本ハム、阪神など3球団。ロッテの永野吉成スカウトは「いいですね。軌道から浮いたボールを確実に打ちにいける。オーラもあるし、高校生ではないみたい」と評価した。

 また、先発した内星龍投手(3年)は5回3安打1失点で、最速147キロを計測。初回の失点について「速い球ばかりではなく緩い球も挟むべきだった」と反省しつつ、「カットボールで打ち損じを誘い、追い込んでからはストレートを投げることでリズムを作れた」と手応えを口にした。

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2020年7月12日のニュース