阪神 1番“復帰”近本 初回先頭弾 10打席目初安打で「1本出てくれてうれしかった」

[ 2020年6月22日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1―7巨人 ( 2020年6月21日    東京D )

<巨・神>初回無死、サンチェス(左)から右越えの先頭打者本塁打を放つ近本(撮影・木村 揚輔)
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 完敗の中、阪神にとっては近本に一本出たことは明るい材料だった。今季初めて「1番」に入ると、初回先頭で2ボールから初対戦となったサンチェスの内角カットボールを強振。打球は右翼席中段まで飛んだ。

 「思いきりスイングすることを心がけて打席に入った。本塁打というよりは1本(安打が)出てくれてうれしかった」

 開幕2試合を終え9打数無安打で迎えた今季10打席目での初安打。先頭打者本塁打は19年5月26日DeNA戦以来2本目で、巨人戦では初本塁打となった。矢野監督の構想で春季キャンプの実戦から主に2番を担ってきたが、昨季108試合で先発した打順でいきなり結果を出した。

 「打順というよりは初めて対戦する投手だったので真っすぐに合わせて強くスイングすることと、出塁してチームに勢いをつけることを意識して臨んだ」

 昨季までのチームは初モノに弱いとされただけに、この一発でチームとともに勢いづきたかったが、以降は3打席ノーヒット。3回1死一塁から併殺崩れで一塁に残ったが、糸原の打席で二盗に失敗した。

 「その(本塁打)後の打席で仕事ができなかったので、反省しなければいけない」

 矢野監督も求めるところが高いだけに、評価以上に注文が多くなった。「先頭打者でいいスタート切ってくれたけど、状態自体はもっと上がると思う。やっぱり多くランナーに出るというところがもっともっと必要」。

 長打を打てるのも魅力だが、近本には塁に出て相手バッテリーに重圧をかけ続ける役割も期待される。一本出たことは確実にプラス。23日からのヤクルト戦(神宮)で打順がどうなるか分からないが、近本が一つ、吹っ切れたことは間違いない。(長谷川 凡記)

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