福島Rホープス黒星発進も…園部が鮮烈デビュー 特別なシーズン「4割打ちたい」

[ 2020年6月21日 08:32 ]

<福島・群馬>7回1死三塁で中前適時打を放つ園部
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 ルートインBCリーグが20日開幕し、東地区の福島レッドホープスは群馬ダイヤモンドペガサスに6―11で敗れた。いわき光洋で高校通算48本塁打を放ったルーキーの園部佳太(20)は3番で先発出場し、3安打1打点。3年連続で開幕戦の白星を逃したレッドホープスだが、期待のスラッガーは鮮烈なデビューを飾った。

 7回1死三塁、この日3本目の安打は中前への適時打。さっそうと一塁ベースに到着した園部は、一切表情を変えなかった。「全然緊張はなかった。変に考えずに、開幕でとりあえず1本出せたことは良かった」

 4回、先頭打者の園部は相手左腕の4球目を強振。「状態は良いとは言えないけど真っすぐを待って、変化球が来ても合わせられる」と左前へプロ初安打を運んだ。5回にも左前打を放ち、試合後には岩村明憲監督(41)から「何のボールを打ったんだ?」と問われたが、「覚えてません」と返した。体が自然と反応していた。

 今季から福島に加入し、上位打線を担う菊名裕貴(24)の打撃のノウハウを盗んでいる。同じ打撃練習のグループで、最後までグラウンドに残ってトレーニングする先輩から、「慌てて打っている。自分の間合いで打てば、ボールも遅く見える」と指摘を受けた。猛打賞で恩返しした園部は、「練習試合でもマルチヒットが出なかった。感謝しています」と話した。

 チームは3投手が崩れて11失点で開幕白星を逃したが、5失策も響いた。2回に送球ミスした園部は、「打撃より守備のミスがいけない。雰囲気を悪くしてしまった」と反省し、次に生かす。

 72試合から60試合に短縮し、「7回成立後、2時間45分を超えて新しい回に入らない」という試合時間の規定も導入した特別なシーズンが幕を開けた。「最低でも3割、いや4割打ちたい。そして走攻守しっかりやっていきたい」。注目の園部は好スタートを切った。(近藤 大暉)

 ○…開幕投手を務めた鈴木駿輔投手(22)は7回途中まで投げて5失点。MAX148キロの真っすぐと決め球のフォークで7三振を奪ったが、高めに浮いたスライダーを狙われ、2本の本塁打を許した。「四死球がなく、ビッグイニングをつくらせなかったことは良かった。ただ、開幕で勝ちたかったので、あの2本は自分の力不足」と反省した。

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