矢野阪神2人が復活の一歩!桑原421日ぶり1軍登板&手術明け島本1回無失点

[ 2020年6月14日 05:30 ]

練習試合   阪神1―1オリックス ( 2020年6月13日    京セラD )

<オ・神>4番手で登板した島本(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 この2人が復活の一歩を記したことは、シーズンを考えれば確実に矢野阪神にとってプラスになる。

 右肘を痛めていた桑原は6回に登板。1軍戦は昨年4月19日の巨人戦以来、421日ぶりだった。2死二塁からT―岡田に右前に同点適時打を許すなど1回2安打1失点も、最大の武器であるスライダーで2三振を奪った。

 「点は取られてしまいましたが、またこの1軍の舞台で投げることができたのは収穫です。次は結果も求めてやっていきたい」

 昨秋に受けた左肘のクリーニング手術から復帰した島本は8回に登板。味方の失策も絡み1死一、二塁のピンチを背負ったが代打松井佑を138キロの低め真っすぐで二ゴロ併殺に仕留めた。

 「久しぶりの登板でしたが落ち着いて投げることができました。真っすぐの力であったり細かいコントロールをもう少し上げていけるように頑張りたい」

 今回は限定的な招集だったが、矢野監督は「やっぱりここに戻りたいというような気持ちになってくれたと思う。現状の状態も把握できた」と実績豊富な2人の、さらなるアピールを望んだ。

続きを表示

この記事のフォト

2020年6月14日のニュース