祖父の教えを胸に 楽天・渡辺佳“苦渋”の体調管理 新婚なのに感染防止のため別居生活

[ 2020年4月29日 05:30 ]

マスク姿でバットを手にする楽天・渡辺佳(球団提供)
Photo By スポニチ

 橫浜高出身で2年目の楽天・渡辺佳が、金言を胸に日々のトレーニングに励んでいる。

 今季はキャンプは2軍で過ごしたが3月24日に1軍合流。だが新型コロナウイルス感染拡大で、約1週間後の同30日に活動休止となった。難しい調整期間の支えになっているのが、祖父で横浜高前監督の渡辺元智氏(75)からの助言。「体調を崩したら今までやってきたことの意味がなくなるので体調管理をしっかりするように」。その助言もあり昨年12月に結婚したばかりの新婚ながら新型コロナウイルス感染防止を念頭に「今は離れて生活しています。コロナが収まって新婚生活を早く始めたい気持ち」と別居していることを告白。体調管理へ細心の注意を払っている。

 偉大な祖父だけでなく、自主トレをともにした鈴木大からも「今できることをしっかりやってライバルとの差を埋めたり広げたりできるチャンスでもある。良い方向に捉えて頑張ろう」とアドバイスを受けた。23歳は周囲に支えられながら日々を過ごしている。

続きを表示

2020年4月29日のニュース