中日・郡司 あるぞ83年ぶり新人開幕スタメンマスク

[ 2020年4月29日 07:00 ]

2020ルーキー記録に挑戦(3)

即戦力として期待の中日・郡司

 中日の郡司は慶大時代に強打の捕手として六大学通算11本塁打をマーク。4年秋には打率.394、2本塁打、10打点で3冠王にも輝いた。即戦力捕手として期待されドラフト4位で入団。今春オープン戦では10試合に出場し、打率.357といきなり持ち味を発揮した。守りも先発3試合を含む、8試合で捕手を務め、許盗塁はわずか1(盗塁阻止はなし)。失策、捕逸はともに0で乗り切った。

 先発でマスクをかぶった3試合の先発投手を見ると、3月6日楽天戦が小笠原、7日楽天戦が大野雄、15日ロッテ戦が小笠原。開幕投手に内定している大野雄ともバッテリーを組んでおり、開幕戦でのプロデビューもあるかもしれない。

 中日のルーキーが開幕戦で捕手を務めると、81年に中尾孝義(プリンスホテル)が途中出場して以来39年ぶりになる。さらに、先発マスクとなると、1リーグ時代の37年に日大出身の三浦敏一(当時の球団名は名古屋)が2季制の春季と秋季両開幕戦で果たして以来83年ぶり2人目。2リーグ制となった50年以降では初となるがどうか。

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2020年4月29日のニュース