白血病と闘う北別府さん 政府配布の布マスクに「日本の製造業にお金を落として欲しかったな」

[ 2020年4月23日 14:22 ]

北別府学氏
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 広島のエースとして通算213勝を挙げ、1月20日に「成人T細胞白血病」を患い療養に入ることを公表した野球解説者の北別府学さん(62)が23日、自身のブログを更新。政府から1住所につき2枚の配布が開始された布マスクについて「少しがっかり」と嘆いた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今月半ばに予定されていた息子をドナーとする骨髄移植が延期となり、自宅での静養が続いている北別府さん。20日のブログでは、自身が使う使い捨てマスクはすでに確保してあり、愛妻が連日に渡って布マスクを手作りしているとあって「今回、政府から届くマスクも多分寝るまも無いくらいの忙しさで担当する人たちが心を込めて作られたものだと思います。大切に有効に使わせてもらいます!」と必要な人に回すことを明かしていた。

 だが、この日は「少しがっかり」のタイトルでブログを更新。「政府からのマスクが日本製造ではないと知り少しがっかり」と書き出すと「もちろん、海外の製造でも作る人に感謝することは忘れませんが、日本の製造業であれば最大の注意を払いミスをなくす作り方をすると思いますし今回は海外から物を動かしお金の生じる商社よりも日本の製造業にお金を落として欲しかったなと思う次第です」と政府が配布した布マスクに汚れや異物混入などがあったことについて残念がった。

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2020年4月23日のニュース