コロナ感染から退院の阪神・伊藤隼が会見 自身の行動について謝罪「自覚が薄かった」

[ 2020年4月23日 16:00 ]

阪神・伊藤隼
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 3月下旬に新型コロナウイルスに感染し、今月5日に退院していた阪神の伊藤隼太外野手(30)が23日、兵庫県西宮市の球団施設内で会見を行い、騒動につながった自身の行動について謝罪した。

 「阪神球団、球団関係者、スタッフ、チームメート、中日ドラゴンズの球団関係者の方々、その他プロ野球全体の多くの方々にご迷惑をおかけしたという気持ちと、同時に、申し訳ないというのが率直な気持ちです」

 感染源と疑われるのが先月14日に大阪市内で開かれた会食だ。「知人の方にお誘いいただいた。その時には注意喚起がされていたのに、深く考えずに参加してしまったところは自覚が薄かった」と猛省。嗅覚に異常があったことからPCR検査を受けて陽性が確認され、入院。今月5日に退院し、この日まで自宅待機を続けていた。

 同じく陽性判定を受けて入院し、現在は退院している藤浪、長坂とともにこの日、甲子園施設にいた1軍選手に謝罪したという。退院から2週間以上が経過しており、3人とも、きょう24日から自主練習を開始する。

 伊藤隼は「プロ野球選手である以上、グラウンドで取り返していくしかないと思っています。これまで以上に野球に真摯に向き合って、姿勢とプレーで示していくしかない。そういう風に思っています」と、今後に向けて言葉をつないだ。

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2020年4月23日のニュース