コロナ感染から退院の阪神・長坂が会見で反省の弁「軽率だったなと」

[ 2020年4月23日 16:25 ]

阪神の長坂
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 新型コロナウイルスに感染し、8日の退院後も自宅待機を続けていた阪神の長坂拳弥捕手(25)が23日、兵庫県西宮市の球団施設内で会見を行い、騒動につながった自身の行動について謝罪した。

 「今回の件でファンの皆様をはじめ、多くの方々にご迷惑とご心配をおかけしてしまったので、本当に申し訳なかったと思っています」

 長坂は先月25日に味覚障害を訴え、翌日夜にPCR検査で陽性が確認され入院。感染源は特定されていないものの疑われるのが先月14日に大阪市内で開かれた会食だ。全国的な感染が広がりを見せ始め、チームから不要不急の外出の自粛が呼びかけられていた中で伊藤隼、藤浪らと食事会に参加したことについて「複数人が集まる会食というのは分かっていたので、そこは参加しない方が良かったな、と。軽率だったなと思います」と反省の弁を述べた。

 今後は当面の間ホテル生活を続け、在寮していた選手寮「虎風荘」はそのまま退寮する予定。この日長坂は伊藤隼、藤浪とともに甲子園球場に来ていた1軍選手らに謝罪した。あす24日から3選手とも自主練習を再開する予定だ。

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2020年4月23日のニュース