オリックス・近藤 投球を再開 右肘回復「違和感もなく順調」

[ 2020年4月23日 05:30 ]

キャッチボールを再開したオリックス・近藤(球団提供)
Photo By 提供写真

 春季キャンプ中の2月下旬に右肘を痛め離脱していたオリックスの近藤が22日、キャッチボールを再開した。大阪・舞洲の球団施設で自主練習し、ネットスロー60球の後に解禁。15球を投げ患部の回復具合を確認した。

 「今日からキャッチボールを始めましたが、違和感もなく順調にきています」

 17年から3年連続で50試合以上に登板している中継ぎ右腕。「今は肘をしっかり治すこと。肘を痛める前よりレベルアップして戻れるように意識して練習しています」。新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が延期になっている期間を、フル活用する構えだ。

 チームが本拠を置く大阪などに緊急事態宣言が発令されてから2週間が経過。自宅では読書をして過ごしているという。「最近読んだのは「ありがとうの神様」(小林正観)。お股ニキさんの『ピッチングデザイン』も読み始めたいと思っています」。依然として不透明な状況は続くが「怪我を治して、レベルアップした姿を見てもらえるように」と意気込んだ。(湯澤 涼)

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