レッドソックスのビデオ担当に無給処分 レ軍のドラフト指名権もはく奪 サイン盗み事件で厳罰

[ 2020年4月23日 09:13 ]

すでにレッドソックスを解雇されているコーラ前監督(AP)
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 大リーグのロブ・マンフレッド・コミッショナー(61)は22日、レッドソックスによる2018年の「サイン盗み事件」に関して、「ビデオ・リプレー・システム・オペレーター」という役職に就いていたレ軍のJ・T・ワトキンス氏(30)を今季無給処分とし、2021年度まで同職に復帰することを禁止した。

 さらに今年のドラフト(7月)でレッドソックスが持っている2巡目(全体52番目)の指名権をはく奪。アストロズにベンチコーチとして在籍していた2017年のこの一件で、1月14日にレッドソックスから解雇されているアレックス・コーラ前監督(44)に対しては、便宜上とも言える今季の出場停止処分が科せられた。

 ワトキンス氏は陸軍士官学校から2012年のドラフトでレッドソックスから10巡目で指名され、マイナーで捕手としてプレー。メジャーへの昇格はなく2015年に現役を引退していた。

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