5・6まで全体練習、対外試合自粛申し合わせ

[ 2020年4月18日 05:30 ]

オンラインで行われた記者会見でプロ野球交流戦の中止を発表するNPBの斉藤惇コミッショナー
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 プロ野球の12球団代表者会議が17日、オンライン会議で開かれ、新型コロナウイルスの感染拡大で延期しているセ、パ両リーグの公式戦の5月中の開幕を断念し、交流戦中止を決めた。

 緊急事態宣言が全国へ拡大されたことを受け、発令期間の5月6日までは全体練習と対外試合を自粛することを申し合わせた。これまでは練習試合などの対外試合は4月いっぱい自粛し、全体練習は現場などから要請があれば止めることはしないとしていた。現在全体練習を行っている球団は既になく、斉藤コミッショナーは「自主練習をそのまま、今まで通りやるということです」と話した。

 ▼オリックス横田昭作球団本部長補佐(パ・リーグ理事長)試合数が少なくなってしまうのは明らか。それならリーグ内の試合を確保した方がいいという判断。

 ▼DeNA三原一晃球団代表(セ・リーグ理事長)交流戦が中止になることは非常に残念ですが引き続き開幕に向けての協議を継続してまいりたいと思います。

 ▼ヤクルト江幡秀則専務取締役 5月6日まで自主練習しかない。チーム練習、練習試合と数日しないと公式戦には臨めない。時間を要する。

 ▼中日加藤球団代表 現状ではやむを得ない判断。球場で用意する消毒用アルコールやサーモメーター等に関しては5月中に一定程度そろう算段になっている。

 ▼阪神谷本修球団本部長 中途半端で引っ張ると、さらにスポンサーさんにもファンの方にもご迷惑がかかる。やむを得ないと思います。

 ▼西武飯田光男球団本部長 選手の練習については現状の週4日の自主練習を5月6日まで継続する。(試合数削減による)選手の年俸支給への影響は現時点ではないものと考えている。

 ▼日本ハム吉村浩GM(自主練習期間の再延期を決め)こうしたことを選手に伝えるたび、感染への一層の注意を促している。

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