阪神 大阪市などに4500着の雨用ポンチョ寄付 雨がっぱ提供呼び掛けに応じ

[ 2020年4月18日 05:30 ]

 阪神が大阪市などに対して4500着の雨用ポンチョを寄付していたことが17日、わかった。大阪市の松井一郎市長が14日に新型コロナウイルスに対応する大阪府内の医療現場で防護服が不足している現状を明かし、代用として雨がっぱの無償提供を呼びかけていた。その危機的状況を受けて球団が動いた。

 「すぐに動いた。15日に届いてます。医療用ではないので、使えるケース、シチュエーションは限られていると思うのですが、何かの足しにしていただければ」

 谷本球団本部長が経緯を説明した。球団のポンチョは雨天時に東芝シートなど、バックネット裏前方の年間席の利用者などに配布。すでに50セット1箱の段ボール90箱分を寄付した。また、その他の関係各所にも1000枚単位で提供したという。「ご要望あれば、できる範囲でお応えできればと思っています」と今後も後方支援する意向を示した。

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2020年4月18日のニュース