楽天・辰己 金森打撃コーチの理論習得へ打撃フォーム矯正

[ 2020年4月12日 05:30 ]

寮の中でゴムチューブを巻いてスイングする楽天・辰己(球団提供)
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 楽天の辰己が、活動休止中に猛練習を積んでいることを明かした。チームの活動は3月30日から止まっているが、球団を通じ「午前と午後で(1日)4~6時間の練習をしている」と話した。

 「寮でストレッチ、ウエートトレーニングをして、公園で素振りや階段の上がり下りをしている」。特に意識しているのが、新たな打撃フォームの確立だ。昨年の秋季キャンプから金森打撃コーチの提唱する理論の習得を目指してきた。ふすまを閉めるように腕を畳んで両脇を締めながら、球を引きつけて腰を回転させる打法で、ロッテ・井口監督らが才能を開花させた。

 上半身にゴムチューブを巻いて打撃フォームを矯正しており「コンパクトなスイングを意識することで、選球眼が良くなり、球を捉える確率も上がっているし、飛距離も出ている」と効果を実感。自身の昨季の動画も分析しており「実戦を重ねて身に付けていきたい」と表情を引き締めた。(重光 晋太郎)

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2020年4月12日のニュース