白血病と闘う北別府さん「世の中を明るくするような行動を宜しく!!」プロ野球選手たちにメッセージ

[ 2020年4月12日 16:38 ]

北別府学氏
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 広島のエースとして通算213勝を挙げ、1月20日に「成人T細胞白血病」を患い療養に入ることを公表した野球解説者の北別府学さん(62)が12日、自身のブログを更新。「調整を頑張りながら世の中を明るくするような行動を宜しく!!」と開幕延期となっているプロ野球の後輩選手たちへメッセージを送った。

 「台湾のプロ野球が開幕というニュース!良かった!日本もこの騒動が1日も早く収まり開幕して欲しいと願って止みません」とブログを書き出した北別府さん。「しかし、前代未聞なことだけに選手の調整の難しさを心配しています」とした上で「開幕できないこの間、調整を頑張りながら世の中を明るくするような行動を宜しく!!」とつづった。

 また、新型コロナウイルス感染拡大の影響で今月中旬に予定されていた骨髄移植が延期となり自宅に戻った北別府さんだが、「私は最近マスクに不繊布タイプのペーパータオルをカットして入れています」と写真をアップ。「これやるとウィルスカットの効力が増し何よりマスクが汚れない」とオッケーマークの絵文字も添えて前向きにつづったが、白血病と闘う患者でもマスク調達が厳しくなっているようで心配される。

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2020年4月12日のニュース