阪神 開幕ローテ残り2枠競争優先!西勇飛ばして13日は秋山、14日は中田

[ 2020年3月13日 05:30 ]

キャッチボールをする秋山(撮影・坂田 高浩)
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 調整よりも競争を優先する。13日にオリックス戦を控える阪神は12日、先発投手を当初の西勇輝投手(29)から秋山拓巳投手(28)に変更することを決定。開幕投手が決定している西勇の登板を1回飛ばすことで、残り2枠とされる開幕ローテーションの選定作業を本格化させる。

 開幕ローテーションを巡る争いは、延長戦に突入した。3月20日に予定されていた開幕が延期となり、各投手の登板スケジュールを変更。金村投手コーチが、その意図を端的に明かした。

 「開幕がズレたから20日に合わす必要もなくなった。競い合っている投手がいるんで、そういう投手を優先的に」

 最短でも4月10日の開幕になったことで、少なくとも3週間の猶予期間が発生。これにより、調整よりも競争を優先できる環境が整備された。当初は西勇が13日のオリックス戦に先発予定だったが、この日の全体練習でも階段ダッシュなどの別メニューで調整。クラブハウスへ引き揚げる際には、自ら「明日は投げない」と登板を1度飛ばすことを明言した。

 かわって同戦を任されるのが、14日のプロアマ交流戦・天理大戦に先発予定だった秋山だ。残り2枠を争っている中田は14日のオリックス戦に先発。ともに1軍を相手にした登板となったことで、条件面における“格差”は解消された。

 オープン戦初先発となる秋山は、キャッチボールや短距離ダッシュなどで調整。「争っている選手も結果を出していますし、勝てるようにやっていきたい」と闘志を燃やした。もちろん、中田も負けるわけにはいかない。「キャッチャーとも配球を考えて、しっかり投げていきたい」と力を込めた。

 11日のヤクルト戦では藤浪が4回無失点と好投。飯田も4回1失点とアピールに成功した。ここへ来てスアレスも上り調子。先の2投手を加えた5人で、し烈な争いを展開することになる。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、先行きはいまだに不透明。先発投手は例年にない難しい調整を強いられるが、一方でアピールの舞台は残された。本当の戦いはここからだ。(長谷川 凡記)

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