DeNAドラ2島田 本拠地初登板でプロ初勝利!6回無失点9K セ新人初イマキュレートイニングも

[ 2026年5月14日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA5―0中日 ( 2026年5月13日    横浜 )

<D・中>5回、石伊を三振に打ち取り吠える島田(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 DeNAのドラフト2位・島田舜也投手(23)が13日、中日戦に先発し、6回5安打無失点、9奪三振でプロ初勝利をマークした。5回には3者連続3球三振を奪い、セ・リーグの新人投手では初となる「イマキュレートイニング」を達成。横浜出身の右腕が本拠地初登板で快挙を成し遂げ、チームは今季最多の貯金2とした。

 プロ野球選手になってハマスタで投げる。島田が少年時代の夢をかなえた。プロ2戦目で初めて上がった本拠地のマウンド。見える景色も浴びる歓声も、想像を超えていた。6回無失点で手にしたプロ初勝利に「想像以上に気持ち良かったです。気持ちいいです」とかみ締めた。

 子供の頃から筋金入りのベイ党。足しげく横浜スタジアムに通い「ヤスアキジャンプしてました」。当時はスタンドから見つめていたマウンドを味わいながら、初回いきなり3者連続三振を奪ってファンの喝采を浴びた。

 圧巻だったのは「流れを持ってこようとギアを一つ上げた」という5回だ。4番・細川から、ボスラー、石伊を3者連続で3球三振に仕留め、セの新人では初の「イマキュレートイニング」を達成。6回1死満塁では、高橋周と村松を空振り三振に斬り、一番の雄叫びを上げた。無四球で68球を投げきった。

 東洋大時代は同じ東都リーグの青学大・中西と投げ合う機会はなく、初のマッチアップがプロで実現。「中西が相手先発で、絶対に負けたくなかった」と闘志に火が付いた。

 子供の頃は荒波が“推し”だった。家族がもらってくれた直筆サインは宝物で、部屋に飾った。「子供の頃にスタンドから応援して夢を与えてもらった。今は逆の立場になった」。自身の背番号入りユニホームや応援タオルを手に応援してくれるファンを見ると「応援される選手になりたい」とプロになった自覚が強くなる。

 「東さんや今永さんのように、ベイスターズのエース級の投手に肩を並べたい」

 登場曲は家族が好きだという神奈川が生んだスター「サザンオールスターズ」の「希望の轍(わだち)」を選んだ。記念球は女手一つで育ててくれた母にプレゼントする。轍の先には、ハマのエースになるという夢の続きが待っている。(重光 晋太郎)

 ≪新人では72年ぶりイマキュレートイニング≫島田(D)が5回に3者連続3球三振のイマキュレートイニングを達成。昨年6月22日ロッテ戦8回のウィック(D)以来プロ野球23人目、25度目で球団では5人目だ。新人では54年梶本隆夫(阪急)以来72年ぶり2人目でセでは初めてとなった。

 ◇島田 舜也(しまだ・しゅんや)2003年(平15)4月30日生まれ、神奈川県出身の23歳。鳥が丘小1年から軟式を始め、領家中では「横浜泉中央ボーイズ」でプレー。木更津総合(千葉)から東洋大に進み、3年秋の東都2部リーグで5勝1敗、防御率0・64でMVP&最優秀投手。4年春に1部昇格し4勝を挙げた。1メートル85、95キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

この記事のフォト

「DeNA」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年5月14日のニュース