阪神 救援陣が1点リード守れず逆転負け 魔の8回…イニング別失点2番目に多い20失点

[ 2026年5月14日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神2─4ヤクルト ( 2026年5月13日    神宮 )

<ヤ・神(8)>逆転負けを喫し、肩を落として引き揚げる藤川監督(撮影・北條 貴史)
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 阪神は「心臓」の救援陣が1点リードを守れなかった。8回に投入した桐敷が誤算。武岡、石井に連打を浴びてあっさり追いつかれる。1死満塁とピンチを拡大したところで交代。登板前の時点で防御率6・75で、火消しを託されたモレッタも代打・古賀に押し出し死球で勝ち越しを許し、続く増田の中犠飛で2点差を付けられた。

 8日DeNA戦の9回でも6失点していた24年最優秀中継ぎ左腕は「また切り替えて頑張ります」と声を絞り出すのが精いっぱい。メジャー通算112試合登板の右腕は「デッドボールは自分の失投なので言うことはない」と言葉短く去った。

 チームはこの日の試合前まで、7回終了時点でリードを奪ったゲームは19勝2敗と高い勝率を誇った。しかし、この日はヤクルトの勢いを止められない。イニング別失点は8回は20点で、初回の25点に次いで2番目に多い。まさに「魔の8回」になった。

 藤川監督は「その前のランナー一塁で追加点を取らないと。1点を守るのは、どんなときでも難しいから」と語った。7回無死一塁で小幡が犠打を決められずに三振した場面を敗因に挙げた。

 しかし、読みが外れたことは否めない。6回97球で先発の高橋を下げ、「(高橋は)もう十分。あそこからは逃げ切っていかないと」と踏んだ継投策が裏目に出た。必勝パターンに欠かせない岩崎はこの日、肩をつくらなかった点も懸念材料だ。守護神の状態を聞かれると、指揮官は「またあさって(15日)からだね」とはぐらかした。石井が離脱し、及川は不振。抑えの両翼の穴をカバーできない現状が目立つ敗戦になった。 (倉世古 洋平)

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