レイズ・筒香 “左キラー”発揮メジャー1号!左腕からOP戦打率&出塁率ともに10割

[ 2020年2月26日 05:30 ]

オープン戦   レイズ2―2レッドソックス ( 2020年2月24日    ポートシャーロット )

<レイズ・レッドソックス>4回、左中間にオープン戦初本塁打を放つ筒香
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  レイズの筒香嘉智外野手(28)が24日(日本時間25日)、フロリダ州ポートシャーロットでのレッドソックス戦に「5番・DH」で出場し、4回に左中間へメジャー初本塁打となる同点ソロを放った。オープン戦2試合、4打席目での一発。左腕のジェフリー・スプリングス投手(27)から打ち「サウスポーキラー」を証明。2打数2安打2四球で打率、出塁率ともに10割を継続している。

 高々と舞い上がった打球は風にも乗り、左中間の電光掲示板を直撃した。オープン戦4打席目で代名詞の逆方向への一発。筒香はスタンドから拍手を浴びながら生還し、次打者のアダメズと合掌、お辞儀のパフォーマンスだ。ベンチでも同様の儀式で迎えられた。

 「感触は良かった。向こうの方(左中間)というのは、ある程度意識しながらだった。いいスイングができてよかった」

 4回2死走者なしの第2打席。スプリングスの外角やや高めの89マイル(約143キロ)の直球を強振し、昨季レンジャーズで救援として4勝1敗だった左腕に豪快な一発を浴びせた。左対左。左打者が不利と言われるが、筒香には当てはまらない。

 「日本の時も左の方が打率が良かった。左を打つと良くなる要素がいっぱいある。早く当たってよかった」

 DeNA時代、右腕から3割以上は2度に対し、左腕からは3度。昨季は右腕に打率・278、13本塁打で、左腕には・263ながら16本塁打を放った。左打者には背中の後ろ側からボールが来ることになり、体が開きやすい。逆に言えば、筒香にとっては体が開かないように意識することができる。正対した形でボールを引きつけ、外角球を逆らわずに左方向に打ち返し「いい感じで打てている」と手応えを口にした。

 連日の四球も選んだ。ボールの見極めができている証拠で「球が見えていないのが一番良くない」と言った。試行錯誤の過程ながら、オープン戦2試合で計2打数2安打2四球という絶好のスタート。存在感は日に日に増しており、ケビン・キャッシュ監督も「打席に向かう姿に満足している」と頬を緩めた。

 次戦の26日(日本時間27日)ツインズ戦では初めて三塁を守る。「練習と試合は違うので試合に入っていく中で修正をかけられたら」。メジャーの投手に持ち味の長打力を発揮しても、浮かれることはない。泰然自若の28歳は「これからどんどんいい投手が出てくると思う。そういう投手を見る中でシーズンの対策をしたい」と先を見据えた。

 ≪インスタに散髪投稿≫筒香は自身のインスタグラムでオープン戦前に散髪を済ませたことを明かした。「散髪は、チームメイトのAdamesおすすめのbarbershopに行きました!」(原文まま)と写真も投稿。昨年12月の入団会見前後にも米国で散髪に向かうなど、髪形にはこだわりがある。ドミニカ共和国出身で4歳下の24歳内野手のアダメズとは既に意気投合。オープン戦1号後に披露した合掌&お辞儀のパフォーマンスも息ぴったりだった。

 ≪昨年は29本中16本が左腕から≫筒香はDeNAで左投手から80本、右投手からは125本の本塁打をマーク。その差は45本あった。ただし、本塁打1本当たりの本塁打率(打数÷本塁打)は左腕が15・3に対し、右腕が17・6と左腕の方が高かった。特に昨年は29本中16本が左腕。8月9日の中日戦でロメロから20号を放って以降、8本連続を含む9本塁打が左腕からだった。また、左翼方向へは通算45本放ったが、左腕から21本。15年まで1本もなかった流し打ちの一発を16年から4シーズンで記録した。

 筒香がオープン戦初出場から2試合目、4打席目で初本塁打。日本人野手では、2003年の松井秀喜(ヤンキース)が初出場だったレッズ戦の2打席目に左腕アンダーソンから右越え2ランを放ったのに次ぐ早さとなった。また、オープン戦初出場から2試合連続安打は01年のイチロー(マリナーズ)、03年の松井秀に次いで3人目。

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