阪神・糸井 198日ぶり実戦で快音2の2!超人節でほぼ全快宣言「99・8%」

[ 2020年2月24日 05:30 ]

オープン戦   阪神2-14広島 ( 2020年2月23日    コザしんきん )

オープン戦の3回2死、糸井は右翼線二塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 阪神・糸井嘉男外野手(38)が23日、広島とのオープン戦(コザしんきん)に「1番・右翼」で先発。昨年10月の左足首手術を乗り越えて、198日ぶりに実戦復帰を果たした。好投手・大瀬良から2打数2安打と気を吐き、順調な仕上がりを披露。「99・8%です!」。超人節も飛び出し、全快はもう間近だ。

 この日を待っていた。野球ができる喜びを、かみしめずにはいられなかった。負傷交代した昨年8月9日の広島戦から198日ぶりとなった実戦出場。左足首手術からの復活を期す糸井は、あふれる思いをバットにぶつけた。初回先頭でのファーストスイング。大瀬良が投じた2球目の外角低め直球を真芯で捉えると、痛烈なライナーは左翼線で弾んだ。

 「(実戦)一発目から気合が入りました。みんなと野球ができて幸せでした。今日はヒットというよりは試合に出られる喜びを感じました」

 1死後、糸原の遊ゴロ併殺の際には、一抹の不安を吹き飛ばすように二塁へのスライディングも試みた。3回の第2打席では、135キロのカットボールを右翼線へと引っ張った。ストライドの大きな走りで二塁へ到達。「強く振れたし、強く走れた」とうなずいた。

 超人の異名を持つ男も、リハビリは過酷を極めた。「手術してから2カ月間、歩くことができなかった。この時は、またグラウンドに戻ってこられるかなと思っていたので、うれしいね…」。地道なトレーニングを重ね、自分自身と向き合った。その甲斐あって、昨年12月の契約更改時には「98%まで戻っています」と笑顔で会見。この日、改めて現状を問われると、はっきりとした口調で「99・8%」と全快間近であることを宣言した。

 右翼での守備機会こそなかったが、3回裏の守りまで出場。安心できる内容に矢野監督も「体も元気やし、2打席でヒットを2本は大したもの。嘉男自身、苦しいというか悔しい思いをしたと思う。今日も野球をやっていてすごく楽しそうな姿が見えたんで、らしさはしっかり出たと思う」と目を細めた。

 試合前練習のフリー打撃では12発の柵越えをマーク。広島ナインの前で、すさまじいパワーを誇示した。一日キャプテンとして加わった円陣では「もう言うことは何もありません。最高の1日にしよう。レッツゴー」と味方を鼓舞。声でもチームを盛り上げた。

 3月20日にあるヤクルトとの開幕戦まで残り「0・2%」。球春の訪れとともに「糸井100%」となって、大暴れする。(長谷川 凡記)

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