中日・山井 阪神・福留との“現役最年長対決”に意欲「目いっぱい、全力で抑えにかかります」

[ 2020年2月22日 05:30 ]

与田監督(奥)が見つめる中、ブルペンで投げ込む山井(撮影・椎名 航)
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 中日・山井が「現役最年長対決」に意欲を見せた。5月に42歳を迎える現役最年長投手は、22日の阪神とのオープン戦(北谷)で今季初実戦登板する。現役最年長野手の阪神・福留も出場する可能性があり「そんなに意識していなかったが、メディアに言われるようになり、逆に意識するようになった。目いっぱい、全力で抑えにかかります」と“先輩封じ”を誓った。

 昨季までの通算成績は31打数9安打で被打率・290。苦手意識はないが、入団から6年間、同じユニホームを着て戦っただけに「福留さんがいやらしい打者なのも知っている。簡単には打ち取れない」と試運転の中にも本気を漂わせた。

 昨季限りで同学年の巨人・阿部(現2軍監督)が引退し、鳥谷も阪神を去った。「昔、やっていたメンバーがいなくなる寂しさもあるが、この年になって対戦できるのは一つの楽しみ」と40歳を超えても第一線で対峙(たいじ)できる嬉しさもある。この日はブルペンで30球を投げ調整。「自分の球がどれくらいか、打者の反応を見たい」と最高の腕試しに挑む。(徳原 麗奈) 

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