広島・松山、5番定着へオフの振り込み“解禁”「長打力でチームの柱に」

[ 2019年12月20日 05:30 ]

契約交渉を終えて会見に臨む松山
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 広島・松山は、1500万円減の推定年俸8500万円プラス出来高払いで契約を更改した。「覚悟していたより少し(減額は)多いかな」。今季は打率・259、6本塁打、49打点に終わり、15%減の条件を飲んだ。雪辱の来季へ「3割、30発、100打点」を掲げて重圧をかけた。

 「20発、よければ30発を打てるように、長打力でチームの柱になりたい」

 調整方法を一新する。例年、年内は「リセットの時期」と打撃練習を控えていたが、今オフは振り込みを“解禁”。「後半戦、秋のキャンプでいいものがあったので継続しようと思った。いろいろなスイング軌道で、勝手に飛んでいくものを試している」と長打力アップへ自信を見せる。

 球団からは「5番でやってほしい」と伝えられた。今季終盤に務めた4番には、順当なら鈴木誠が復帰する。「僕も誠也もクリーンアップで打線を引っ張れるようにしたい」。鈴木誠との最強コンビで、V奪回を目指す打線をけん引する。 (河合 洋介)

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2019年12月20日のニュース