阪神・能見、2年連続50試合登板意欲 V奪回へ「うまく融合できたら」

[ 2019年12月12日 05:30 ]

契約更改前に西宮市のあおぞら幼稚園を訪問した能見(撮影・成瀬 徹)      
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 阪神の能見篤史投手(40)は11日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み1500万円減の年俸9500万円で更改。来季は史上初となる40歳代での2年連続50試合登板に意欲を示した。

 「(50試合は)投げられたらいいかなというのはあるけど。戦力になれるっていうのが一番だと思う」

 最低ノルマにも聞こえる数字が、歴史を切り開く。今季9月14日の中日戦で中日・岩瀬(17年50試合)以来2人目となる40歳代での50試合登板を達成。来季もクリアすれば初の偉業となる。「そこは比べられると…。岩瀬さんにも失礼なんで。年齢との兼ね合いだけなんで」と謙そんしたが「(年齢による衰えは)そこまではなかった。ある程度落ちるのは想定していたし、急激に落ちることもなかった。あまり心配してないし、気にしてない」と41歳シーズンもフル回転を期す。起用法に関しても「使い勝手のいい方向でいい。僕もそれだけの経験はしてきている。チームとしてどう動くか」と頼もしくうなずいた。

 ただ、登板数以外に目を向けると15年目で残した数字に不満顔。「数字的には良いとは言えない。戦力としては物足りない不完全燃焼の思いが強い」。今季は意識的にキャンプでの投げ込み数を抑えてシーズンインしたが「自分が思い描いた通りにはうまく体も動かなかった」と振り返った。そんな教訓を生かし20年は先発起用されていた従来の調整法に戻す予定で「(投げ込んで)故障するわけではないので。少なくして成果として表れないなら、成果を出る方を選んだ方がいい」とプランを語った。

 「そこ(優勝)に向けて戦力になれたら。やれる年数も限られている。戦力としてベテランというところにいるので、うまくサポートしながら、うまく融合できたら」。背番号14の躍動が、チーム内に価値ある相乗効果を生み出す。 (遠藤 礼)

 ○…能見は交渉前に西宮市内の「子育て総合センター付属あおぞら幼稚園」を訪れ玩具の寄贈式に参加した。14年から継続する活動で中継ぎ専任となった今季から1試合につき2万円相当の玩具に設定を変更。今季は51試合登板で102万円分を西宮市内、出身地の豊岡市内の公立幼稚園など計60カ所に、一足早いクリスマスプレゼントとした。来季も50試合以上の登板に意欲を示し「続けられることに意義がある。投げていけば貢献度は増えるし、そうやって続けていければ」と来季へ視線を向けた。  

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