阪神 福留、2000万円ダウンの1億3000万円で更改「大山に迷惑かけた」後輩気遣う

[ 2019年12月12日 13:18 ]

契約更改交渉を終え報道陣の質問にこたえる阪神・福留(撮影・大森 寛明)
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 阪神の福留孝介外野手(42)が12日、西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み2000万円ダウンの1億3000万円でサインした。(金額はいずれも推定)

 今季は104試合の出場で打率・256、10本塁打、47打点。両足ふくらはぎの負傷で2度の登録抹消がありながらも、出場すれば主軸としてさすがの存在感をみせ5年連続2桁本塁打も達成したが、満足はしていない。「良くもないですし、けがで離脱もしていますし。その中で大山にもすごく迷惑をかけた。彼が今年4番を打って頑張っている中で、僕がもうちょっと頑張っていれば彼自身も楽にプレーをさせてあげられたんじゃないかと思う」と今年4番を任された後輩を気遣った。

 来季はロッテ・福浦の引退により球界最年長選手となる。日米通算2000安打は達成済みで、日本だけでもあと103本に迫っている百戦錬磨の頼れる男は「1年間通してグラウンドに立っていないとそういうチャンスもないですし。若い選手から越えたいと思われるようなプレーをしていかないといけないんでしょうし、そういうプレーを続けていけるようにやっていきます」と来季に向けて力を込めた。

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